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HN7について [ハーモニクス]

先日の星の研究会はハーモニクスがテーマでした。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

内面の世界を描き出すHN図は
アーティスト、クリエイターの場合
出生図以上に顕著な特徴が現れることがあります。
HN図と現実の周波数が合えば
虚構の世界を出現させるでしょう。

特に極めて誤差のないアスペクトを持つ場合、
一生の間、強い衝動として作用します。
今回はサンプルとして漫画家の方を取り上げます。

「アラベスク」「日出処の天子」の作者、山岸涼子さん

yamagishi2.jpg

HN7で金星-冥王星が蠍座で合。
オーブ0.09というタイトさです。
出生図において金星-冥王星は0.013度のオーブでseptile(51.4度)。
山岸凉子さんの作品ではディープな
蠍座金星-冥王星の世界が堪能できます。

「進撃の巨人」の作者、諌山創さん

isayama-2.gif

HN7で太陽-天王星が牡羊座9度で合。
オーブ0.07という極めてタイトな合になります。
出生図で太陽-天王星は0.01度のオーブでbiseptile(102.8度)。
牡羊座9度というと火星と水星の性質を持つといわれる
ペガサス座のα星ALGENIB(アルゲニブ)があります。
ハーモニック天体とのリンクで
恒星の力を作品世界に引きこむことができるかどうか
ということも興味があります。

「デビルマン」「マジンガーZ」の作者、永井豪さん

nagai-1.jpg

HN7で太陽-土星が双子座2度で合になります。
オーブは0.41というタイトさ。
出生図で太陽-土星は0.06度のオーブでseptile。

永井豪さんの年齢ハーモニック図

nagai-2.jpg

来年で画業50周年を迎える永井豪さんは
70歳でも連載を続けられています。
HN70ではHN10とHN7のテーマが重なります。

HN7で太陽-土星0度はHN70で掛け崩れず、オーブ4.12の合。
HN7での太陽-土星アスペクトの意味は
作品に対する責任感、献身的な努力、
苦しみや悲しみ、つらさが必要だという信念を意味します。
70歳になってもなお現役で、過酷な原稿制作を続けられるのは
太陽-土星の信念が崩れないからかもしれません。

HN70で海王星-天王星合はオーブ0.88で非常にクリエイティブな
スタイルを指しますが出生図では誤差のないtredecile(108度)。
HN70度の太陽-水星の180度は出生図の正確なvigintile(18度)が
種となっています。

ハーモニックチャートではClose aspectsといわれる
極めて正確なアスペクトを非常に重要であると考えます。
ぜひ探してみてくださいね。


HN7×月回帰のワーク [ハーモニクス]

10/3の月回帰から
HN7のワークをしています。
2009年から毎年9~10月はいつも
ワークをしています。
去年はHN9のワークでした。

HN図は本来、出生図に移植するものですが
新たな試みとして月回帰図に移植してみて効果を見ようと思います。

今年は星の研究会でトランジット、回帰図を
テーマにし、あらためてトランジットの面白さと
重要性を再確認しました。
なので、もっと積極的にHN図と
連動させたくなったのです。

今回、HN7を取り上げたのは
●10/3の月回帰のDESが
 HN7の太陽とコンジャンクションになるから、というのがひとつ。

hn7-1.gif

●最終日がHN7の太陽回帰になるというのがひとつ。

hn7-2.gif


内円・・・月回帰
中円・・・HN7
外円・・・最終日(次の月回帰)

●HN7図のアスペクトにいま現在の出生図-トランジットの
 組み合わせが多数含まれるというのがひとつ。

①HN7にはASC-海王星の180度。
 出生図のASCとトランジット海王星の180度。
②HN7には水星-冥王星の180度
 出生図の水星とトランジット冥王星の120度
③HN7にはASC-木星の120度
 出生図のASCにトランジット木星の0度。

HN7のワーク、実は苦手なんです。
過去に何度もトライするも、挫折しています。
忙しくなってしまうのと、
疾走感が出すぎて、精神的にヘトヘトになってしまうのです。
私の場合、やろうと決めた瞬間から
もういろいろ起きてくるので
正直こわい、面倒くさいというのもあります。
でも、、、やるからには楽しまなくてはね。

今回は月回帰を使って、より身近な日常、習慣に
HN7を浸透させて行きたいと思っています。
月は日々の実践から多くを学ぶのです。

7月にHN39のワークも(かなりゆるく)やって、
いろいろ発見がありました。
時間があれば記事にしたいと思います。
個人的にはHN9のワークが合っています。

ありがたいことに
今回一緒にHN7のワークをしてくれる人が現れ、
とても心強いのです。挫折しないで済みそう。
終了後、大体2~3ヶ月の間にレスポンスがあるので
また報告しますね。


HN9のワークについて② [ハーモニクス]

HN9のワークの続きです。

倍音のアスペクトは満年齢のあと
消えてなくなるわけではなく
通奏低音になります。
意識を向けないから聞こえないだけで
耳を澄ませばずっと鳴っているのに気づくはず。
たとえば部屋の時計の音。
意識して耳を澄ませば、大きく聞こえませんか。
ハーモニックのアスペクトも同じことです。

ハーモニック図を検証し、過去の<私>と対話できれば
アスペクトの変化を通して
自分の変化、成長にも気づいていくことができます。
アスペクトがアスペクト体験になれば、
アスペクトに<命>が宿ります。
本に書いてある知識以上のことが起こります。
象徴の不可思議な力が働いていることに
驚くでしょう

期間を決めてひとつのアスペクトを定点観測します。
私はt月をタイマーにして28日間取り組むことを
お勧めしますが、一回では見えてこないかもしれません。
記録する、振り返る。記録する、振り返る。
何度か繰り返すと、その記録ノートからさまざまな発見があるでしょう。

ハーモニックのアスペクトは形、分野を変えながらも
持続していく関心の軸。
たとえばHN9でのタイトな60度は54歳で0度になります。
54歳でやっと発芽する可能性もあるということです。

9の倍数のHN図を探してアスペクトが0度になる
年齢を探してください。
そのときどんなことがあったか、ということも
HN9系列の反応の良さを見るヒントになります。

前回も取り上げましたが、私はHN9で
タイトな太陽-水星-木星のGトラインがあります。
120度は3倍すれば0度になります。

HN9のGトラインがHN27では0度になります。
場所は11ハウス。

27-1.gif

とてもストレートな現れ方ですが、
27歳ははじめて占星術の友だちができた
忘れられない年です。
とても嬉しかった。
マドモアゼル愛先生の通信講座の懇親会で
出会った友だちと集まって
占星術の勉強会をしていました。
名古屋、大阪、姫路と住んでいる場所が
離れすぎて長続きしませんでしたが・・・

「占星術について話せる友だち、周りにいなかったでしょう?
さあ、熱く語り合ってください!」と始終笑顔だった愛先生。
1990年代後半は松村先生も西新宿の朝カルや目黒研究会のあと
参加者とテーブルを囲んで、交流の場をつくってくださっていました。

学びの場の幸せな記憶。
すばらしい先生方から受けた恩恵の、ほんの僅かでも
つないでいけたらと、ここ数年は以前より意識するようになりました。
今、星の研究会では京華先生がカフェタイムを設定してくださって
いますが、同じ志を持つ友人にめぐり合えることは
HN9的なご縁であると思います。

私は太陽-水星-木星のGトラインに注目し、
このアスペクトの安定した力をもっと着地させたかった。
ある人にとっては月-天王星かもしれないし
またある人にとって火星-冥王星かもしれません。
人それぞれHN9のドラマは大きく違うでしょう。
しかしどんな天体の組み合わせであれHN9であれば
悟りと開放に関係します。

HN9については、たくさんの人に気づきをもらったので
シェアしたいと思います。

①予感、予兆、霊感、アイデアがもたらされる。

どんなスタイルで取り組むにしろ、HN9に意識を向ければ
予感や予兆、夢、イメージの切れ端がおもむろにやってきます。
前回もお話しましたが、HN9は記憶の女神、ムネーモシュネーと
9人の女神が司るハーモニック。
女神が芸術家に霊感を与えて作品を作らせます。
俗に言う<アイデアが降りてくる>という状態になることも。
女神は常にいろんなメッセージを送っているものですが
私たちの方で雑念が多く、聞こえていないだけなのです。
HN9のワークに取り組むときは、心を静かに開いて
予感に導かれるようにします。

私の体験談をお話すれば、
初級講座の参加者の方にホタテのお土産をいただいたことがありました。
その日の夕方にもホタテが家に届きました。
関西では、いただき物が偶然重なることを「舟が着く」と表現します。
母はお中元やお歳暮の季節になると
「リンゴの舟が着いた」「餅の舟が着いた」などとよく言っていました。
私のところには「ホタテの舟」が着いたわけです。
ちょうどHN9のワークをしている最中だったので、
「ホタテとは何かシンボリックな意味があるに違いない。
 ホタテとは何を意味しているのだろう」と意識が向かいました。

その後、おみくじをひいたら、「帆立船が・・・」の文面。
コインを投げて易占いをしてみたら「地沢臨」。
義母からウォルト・ホイットマンの詩集を送られ、
咸臨丸で米国を訪れた日本人について歌った
<Broadway-Pageant>を読む。咸臨丸は帆船。
船名は易経の「地沢臨」から取られています。
咸臨丸といえばジョン万次郎?万次郎といえば高知、四国。四国といえば巡礼、お遍路。
ちょうどその頃、パウロ・コエーリョの「第五の山」を読んでいたのですが
以前、一緒に高知を旅したOさんが同じ作家の「星の巡礼」を読んで
いつかサンチャゴ巡礼に行きたいと話していたことを思い出しました。
Oさんとは別の勉強会に参加されているSさんが
サンチャゴ巡礼に行きたいと話されていたのを思い出し
お二人をつなぎました。
HN9は霊的な絆、ノード的な意味も含むので繋ぐ、結ぶ、自らルートになるというのは
重要なテーマだと感じています。


ホタテとはサンチャゴ(聖ヤコブ)のシンボルだったのですね。
サンチャゴの巡礼者はホタテの貝殻をお守りにします。
女神はメッセージを授けてくれるけれど、理解するのが難しいのです。
このあたりは訓練しだいでもっと<打てば響く>ようになれるのでは、と思います。

実は今年の初めから繰り返しやって来ているキーワードがあるのですが、
いまだに意味がわかりません・・・

②恋愛や対人関係に変化がもたらされる。

芸術家が芸術の女神に出会うような、
強いインスピレーションを与える人と縁ができます。
その人の影響で向上心が刺激されたり
学問や創作活動のアイデアを得ることも。
はるか高みに引き上げられる、限界を超えさせるめぐり合わせになるので
場合によっては無理をしたり、狂気をはらむこともあるでしょう。
急激なレベル上げや修行、苦行(苦しいが楽しい)に関係します。
インスパイアされる人は芸能人のような雲の上の存在かもしれないし、
すでにこの世にはいない人かもしれないし、そもそも人ではない場合もありそう。
向上心や求道心を目覚めさせる相性はHN9に特徴が出ることが多いです。

③超越的な時間、永遠の一瞬、無我の境地に関係する。

HN9の太陽-水星-木星のアスペクトに対して
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」というフレーズで
ワークをしましたが、多くの人が魂の中心とつながる活動について
分かち合ってくれました。

祈り、瞑想、書道、茶道、ヨガ、ダンス、走ること、泳ぐこと、滝行、太陽凝視etc・・・
雑念を払い、無心になる。集中して行う。やがて日常に戻っても
静かに内に向かっている感覚を忘れないようにする。
活動はいろいろでしたが、一日の中に聖別されたひとときを持っている人が
そのことの大切さについて教えてくれました。

「走ると無心になれる。走っていなかったら、きっとうつになっていたでしょう」と話してくれた人。

「豆や水などいろんなことにこだわって、しっかり手順を守ってコーヒーを淹れます。
集中して、余計なことは一切考えません。まあ、飲むのは作業になっちゃうんですけどね。
早朝の静かな時間ですが、儀式化してますね。大事な時間です」と話してくれた人。

毎日ではなくても「この瞬間があるから、またこの先もしばらくがんばれる」といったこと。
時空を超えるようなひととき、時間の流れ方が普段とは違う何か。
そういった活動はHN9の分野です。

④HN9はインターバルの世界。

つまり、ずっとそこに留まることはできません。
空港内でのトランジット、トランスファーの時間に近いです。
やがては皆それぞれの目的地に向かって旅立っていくけれど
今、このひととき同じロビーに居合わせているといったこと。
飛行機は都合のよい時間に離発着しないのです。
自由な旅のようでおて、実はそんな自由じゃない。
未来の可能性は広がっている、でも今この一瞬にできることは
ひとつです。だから何より、今この瞬間が大切。
心がフワフワとどこかへいったなら何度でも今に連れ戻しましょう。

⑤不思議な記憶を何度も思い起こす。

HN9に注目すれば、
記憶の箱が空いて、いろんなことを思い出します。
いつもより夢も見ます。
心象風景には、ハッキリしないものも含まれるでしょう。
どこの土地?いつの年代?夢の中の人は知らないけれど
知っている人のよう。

懐かしいような、大切な宝物を見つけたような気持ちになったら
そっと胸にしまい、ときどき繰り返し思い出します。
慌しい日常の中でも、その一コマを記憶から取り出せば
満たされた気持ちになれます。
慣れてくれば続きのシーンも思い描けます。
HN9には「もとに還る」という意味も含まれます。
魂の原風景はHN9に現れます。


私のHN9の太陽は山羊座の9度です。ちょうどt冥王星が山羊座9度を
トランジットしているとき、こういったワークに取り組んでいました。
いつも導いてくれている目に見えない何かに気づくことができました。
この記事を読んでくださっているあなたにとってもそうであればと思います。
ぜひHN9に馴染んでみてくださいね。


HN9のワークについて [ハーモニクス]

ハーモニック・チャートに親しみ、
可能性を開発するワークに2012年ごろから
定期的に取り組んでいます。
トランジットをタイマーとして利用します。

数々のHNチャートは
自分について書かれた本が
たくさん積み上がっているようなもの。
その本を読まなければ、読書体験はありません。
不思議なことですが
気になる一冊を手に取るずっと前に
もう物語が始まっていることがあります。
あとは、あなたの登場を待つだけです。

ワークといっても、そんなに難しいことを
するわけではないですが
今日はHN9のワークについて書きたいと思います。

興味のある人はぜひトライしてみてください。

まずはHN9について。

①HN9ではNovile(40度)が合になります。
 
 精神的、哲学的なテーマの探求を司ります
 表現しづらい抽象思考を熟成させる能力など。

②HN9は記憶の貯蔵庫である月に関係します。
 Q.jpg
 <9>は記憶の女神、ムネーモシュネー(Mnemosyune)の数字です。
 ムネーモシュネーはゼウスと9日間共にいて
 9人の女神たちを産みました。
 女神たちは人々から人生の苦しみを忘れさせる学問、芸術、文芸を司ります。
  
 1.ポリムニー(Polymnie)讃歌を司る美の女神
 2.エラト (Erato)悲歌を司る美の女神
 3.ユーテルプ(Euterpe)抒情詩を司る美の女神
 4.テルプシコラ(terepsichore)舞踏を司る美の女神
 5.クリオ(Clio)歴史を司る美の女神
 6.カリオープ(Calliope)叙事詩を司る美の女神
 7.ウラニア(Uranie)天文と占星術を司る美の女神
 8.ターリ(Thalie)喜劇と牧歌を司る美の女神
 9.メルポメネー(Melpomene)悲劇を司る美の女神

 女神たちが司る分野はどれも魂を喜ばせるのでしょう。
 占星術の女神もいますね。
 HN9は物語の完成、精神の高揚、芸術性、歓喜、開放を指し示します。

③HN9は魂のチャート。<私>の持続性

 私たちは60兆個の細胞でできていますが
 体内では毎日3000億~4000億個の細胞が死んでいるそうです。
 全身の200分の1の細胞が毎日死んでいる計算になります。
 それでも80年近く生きられるのは、新たな細胞が生まれ続けるから。
 なのでごく近い未来においてさえ、
 今の自分が寸分変わらずにいることはあり得ません。
 私たちが全くの別人にならずにいるのは、本質的な自己があるからです。
 古代ギリシャでは生まれてくるときにレーテー(忘却の川)の水を飲み、
 前世の記憶をなくすと考えられていました。
 ムネーモシュネー(記憶の川)の水を飲むと
 全てを思い出すと考えられています。
 HN9には忘れてしまった魂の記憶を思い出すヒントが隠されています。

<HN9のワークの目的>

 何かを獲得するために外に目を向けるのではなく
 内側に目を向けて魂の目的を思い出すことがテーマになります。
 HN9に足りないものはありません。ただ思い出すだけでいい。
 探しているものはもうすでに手元にあります。

<始めるタイミング>

 フォーカスしたいアスペクトに
 トランシット天体が0度になるとき。
 HN9の太陽に対するt月の個人新月 あるいはHN9月回帰など。
 28日間、継続します。(つまり同じポイントにt月が戻るまで)

9-1.gif

 安定した継続力を呼び覚ましたければGトラインにフォーカスします。
 強さや変化を呼び醒ましたいならT字クロスやGクロスにフォーカスしても良いでしょう。
  興味があって、もっと理解したい、開発したいアスペクトを選ぶことが大切です。
 t冥王星などトランスサタニアンは運行速度が遅いので、
 ハーモニック天体に深い変容を促すことができます。

 t月がHN太陽ではなく他の天体に合するタイミングでも可。

9-2.gif

 カイトなどt天体によって大きなフォーメーションを
 とるタイミング。

9-5.gif

<フォーカスしたHN9のアスペクトに意味づけをする>

 サンプルは私のHN9です。太陽-水星-木星に注目しました。
 出生図の天体がアスペクトしないので
 現実に着地せずに可能性のままで終わるかもしれない要素です。
 自分が感情移入しやすい、心にストンとくる言葉と結び付けます。
  サビアンシンボルを参考にしても良いです。
 
 キーワードから連想を広げます。
 
 私は~を創造する・光を当てる(太陽)、
 聞く・話す・学ぶ・知覚(水星)、
 発展・拡大する(木星)、
 実際的に、地に足をつけて(地のサイン) 
 真理、悟り、輪廻転生、魂の旅(HN9)

 名言・格言・箴言・小説や映画の台詞・詩・歌詞など
 記憶のデータベースからHN9のアスペクトと
 自分の感性が符合するものを探し出します。

 私の場合はガンジーの

 「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」
 という言葉も太陽-水星-木星Gトライン、HN9っぽいと思いましたが

 孔子の

「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり(朝、真理を悟れたなら
 その日の夕方に死んでも悔いはない)」の方が感覚的にしっくりくるのと
 道をたずねるという謙虚さが良いと思ったので、こちらに決めました。

<意味づけしたアスペクトに関連する具体的な行動を決め、
 毎日のルーティンに組み込む。>

 28日間の目標、行動計画を立てます。
 スピリチュアル・レッスンやパスワークなど他のメソッドと
 組み合わせても良いですが、ハードルが高すぎると
 取り組みが三日坊主で終わってしまいます。
 28日間は意外と長いです。途中で放り出してしまうことも。
 腹筋100回とか10キロのランニングなど、普段から行っている人はともかく
 そうでない人は止めておいたほうが無難でしょう。

 新しいことを何か始めても良いけれど
 毎日の習慣を活用すると上手くいきます。
 日々の実践との連動させると効果的。
 たとえば、掃除。
 掃除を日々の雑務ととらえずに
 心と向き合い、集中的に取り組むと
 思いがけない変化が起きます。

 HN9の太陽-水星-木星に関して選んだ行動は
 読書です。普段から本は好きです。
 本を手に取るときに「朝に道を聞かば~」の言葉と
 HN9を一緒に思い出します。
 この<思い出す行為>を思い出せたときに行います。

<28日間、記録をつける>

 自分観察日記を作ります。
 ノートを一冊用意します。
 気づきや発見を書き留めます。
 もちろん嫌なことも起きるので、そのこともメモします。
 毎日、記録をつけて成長、変化を感じ取ります。
 書くという行為もかなりエネルギーを使うので
 三日坊主になりやすいですが、
 このノートは後から読み返すと、驚くことが多いです。
 小さなこと、取るに足らないことでも
 印象に残ったらメモしましょう。
 特に驚きや感謝の気持ちを書き留めることおすすめします。
 どういうわけか、連鎖するからです。

<宣言する>

 28日間、自分と向き合うことに捧げます、など
 なんでもいいです。目標や意図を明確にした方が
 続きます。

 HN9のワークをしている最中は、予感めいたメッセージが
 たくさんやってきますが、そのときには意味がわからないことが多いです。
 明確になってくるのは、1~3ヵ月後です。

 次回は具体的にどういったことが起きたのかお話しますね。


年齢ハーモニックについて [ハーモニクス]

1/15(水)は星の研究会でした。
参加してくださった皆様、京華先生、ありがとうございました。
テーマは年齢ハーモニックでしたが
参加者の皆さんの体験や感想を聞きながらチャートを見ると
「なるほど!」と腑に落ちることが多く、
たくさん発見がありました。
講座のあとのカフェでのおしゃべりもとても楽しかったです。

ハーモニックは人によって
特定の調波が強く現われてきたり、
あるいはほとんど意識できなかったり、
内面で感じるだけで終わったりなど
さまざまな現れ方をします。

潜在的な可能性を示すハーモニック、
受け身のままでは発動しづらいという特徴があります。
では、どのように開発すれば良いのでしょう?と
ご質問があったので考えてみたいと思います。

①数字の意味をどれだけ実践できるかにかかっている。

 それぞれのハーモニック図は
 そのハーモニック・ナンバーの意識レベルに到達したときの可能性を
 示しています。開発するかどうかは
 本人の集中力や注意力にかかっています。
 数字に関してはタロットや数秘術、十牛図、ハウスなども参考になります。
 たとえば年齢が9の倍数であるなら、可能性を求めていろいろなことを
 体験してみることや旅をすること、7の倍数であるなら
 内面の夢のイメージを個人的なもので終わらせず
 多くの人に受け入れられるように行動すること、
 などに積極的になる必要があります。 

②ハーモニックの影響を意識する。
 

 たとえばHN9の影響をチェックするときに
 実際に起きた出来事だけに注目すると
 「27歳のときも36歳のときも、特別何もなかったな」
 などということになりがちです。
 外からもたらされるものはトランジットが関連しています。
 外から来るものと呼応する、内なる動機がハーモニックです。
 「実際に何が起きたか」ということより「何をしようとしたか」
 「何に対して強い興味を持っていたか」といったことの方が、
 ハーモニックに現れます。夢の種のような思いが少しずつ
 膨らみ、そのことについて想い続けた結果、トランジットなどで
 具体的に引き寄せます。
 タイムラグのあることの方が普通です。
 なので実際に起きたことよりも、そのとき関心を持っていたこと
 思い描いていたことを呼び起こし、ハーモニックに反映されているか
 チェックしてみてください。

③倍音の波動の中にいる<いくつもの自分>を発見する。

 ハーモニックは倍音の世界です。
 時間の流れを直線的にとらえると、響いてきません。
 ハーモニックの世界では、7歳の私は7歳のままで、
 14歳の私は14歳のままで、あるいは63歳の私は63歳のままで、
 今でも音波の中に存在しているのです。
 消えてなくなったりせず、現在の私と共振します。
 なのでハーモニック図を通して、過去の私、未来の私から
 インスピレーションを得ることが可能です。

④過去の人物のアスペクト体験からヒントを得る。
 
 

 太陽の通り道である黄道と地球座標(地平線、子午線)が
 コンタクトすることによって、千差万別の境遇が立ち現れます。
 出生時間の不明なチャートを読むとき、具体性に欠けますよね。
 天体の影響が地上のどの分野で働くか、ということは
 ハウスで推察します。
 
 ハーモニック図にはハウスがありません。
 なので千差万別の個人の境遇ではなく、
 いつの時代も変わらぬ普遍的な人間の可能性を見ることができます。
 お金持ちか貧乏か、強いか弱いか、幸運か不運か、は
 地球座標によって差異がありますが、みんな同じ人間です。
 そのことに気づくと、ほんの少し自由度が増します。

 たとえば私は今年の年齢ハーモニックで土星-冥王星の0度が形成されるので
 参考になりそうな土星-冥王星タイプの偉人を探してみました。 

 上杉鷹山

youzan-1.gif
 わずか17歳で財政の困窮した越後米沢藩の藩主になった人です。
 信じられないほどに厳しい状況の中、自ら一汁一菜を実行しながら
 改革に着手し、藩政を立て直しました。
 
「成せばなる、成さねばならぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり」
 の名言は有名ですね。
「見切り千両」も彼の言葉で、土星-冥王星的なシビアさを感じさせます。

 偉人過ぎる!とひかなくてもいいのです。同じ人間ですから。
 彼もまた肉体は滅びても、思想や言葉は残っています。
 虚空のどこかに存在し続けているのでしょう。

 もちろん生きている人からインスパイアされても良いです。
 たとえばイチロー選手は土星-冥王星90度の世代であり、
 限界を超えようとストイックに鍛錬を続ける姿勢から
 普遍的な土星-冥王星の人間像が浮かび上がってきます。

⑤文学、音楽、学問、旅行、料理、映画etc...
 あらゆるものからインスピレーションを得る。

 ハーモニックの土星-冥王星を開発したいのであれば
 「これぞ土星-冥王星だな」というものを探します。
 私が土星-冥王星のエッセンスを感じる文章は
 梨木香歩さんの小説「西の魔女が死んだ」の一節です。

 中学生のまいは西の魔女であるイギリス人のおばあちゃんに
 意志の力って、後から強くできるものなの?
 生まれつき決まっているんじゃないの?と聞きます。

 おばあちゃんは答えます。


「ありがたいことに、生まれつき意思の力が弱くても、
 少しずつ強くなれますよ。少しずつ、長い時間をかけて、
 だんだん強くしていけばね。生まれつき、体力のあまりない人でも
 そうやって体力をつけていくようにね。
 最初は何にも変わらないように思います。そしてだんだん
 疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちが出てきます。
 それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。そうして、もう永久に
 何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく
 以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。
 そうしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、
 また、ある日突然、今までの自分とは更に違う自分を見ることになる、
 それの繰り返しです」。
 
 継続的な努力は土星-冥王星です。努力を続ける日々のなかで
 ある日、成長した自分を発見します。
 
 他にも月-木星の習慣、金星-海王星の芸術、水星-火星の勉強など
 自由にイマジネーションを働かせ、取り入れてみてください。
 みんなでアイデアをシェアしても良いですね。

⑥ハーモニック天体とアスペクトする天体を持つ人から
 積極的に影響を受ける。

 コンジャンクションの相手は天体のテーマを強化し
 セクスタイル、トラインの相手は安定感をもたらし
 スクエアやオポジションの相手は問題提起をしてくれます。
 
 アドバイスやサポートを得るのも良し、お手本にするのも
 良いでしょう。

⑦ハーモニック図と出生図を響かせる。

 最後にいちばん大切なことは、ハーモニック図を
 出生図に移植すること。
 最後には出生図に戻ります。
 重ね合わせることで響きあう天体同士がわかります。
 ハーモニック図の可能性が出生図のどのハウスに
 降り注ぐかをチェックしましょう。
 そのときの自分のテーマが現れているものです。
 運命の枠組みは決められているかもしれない、
 しかし、そこに何をどれだけ盛り込むかはおおいに自由です。
  
 プログレスやトランジットで、ハーモニック図を強調する配置が
 現れているかもチェックすると良いでしょう。

あとは、熱意を持ってハーモニック図にアクセスするのみです。
                                                                              

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 
  
 
 


HN5について [ハーモニクス]

この間の川崎講座ではHN5を取り上げました。

HN5では自分を強く押し出したいという欲求が現れます。

ワクワクすること、遊び心、感動する力。
アイデアや創造力、創意工夫する楽しみ、
子どものような素朴で正直な欲求、
わがまま、エゴの力。
ありのままの自分を、勇気を持って表現する力。
周囲を気にせず、何かに夢中になるときの自分、
自己主張を貫く力、
自分を外に向かって、めいっぱい表現しきることなど。

HN5で自分を積極的に押し出した人ほど
環境からのレスポンスは激しくなります。
自己主張しすぎて、あとから思わぬ反応にうろたえる、
これはHN6のテーマです。
HN5で打ち出したものが単なるわがまま、責任感や一貫性のないもの、
周囲に迷惑をかけるものであれば、HN6でエゴと環境の調整がなされます。

しかしHN5では失敗や周囲の反応など環境とぶつかることを恐れず、
個人的な欲求を表現していく姿勢が重要になります。

HN5で0度、90度、180度をを形成するものは
出生図ではHN20(18度)の系列の角度を持ちます。

出生図で18度(ビギンタイル)のアスペクトはNH5でスクエアになります。
出生図で36度(デシル)のアスペクトはHN5でオポジションになります。
出生図で54度(名称なし)のアスペクトはHN5でスクエアになります。
出生図で72度(キンタイル)のアスペクトはHN5でコンジャンクションになります。
出生図で90度(スクエア)のアスペクトはHN5でもスクエアになります。
出生図で108度(名称なし)のアスペクトはHN5でオポジションになります。
出生図で126度(名称なし)のアスペクトはHN5でスクエアになります。
出生図で144度(バイキンタイル)のアスペクトはHN5でコンジャンクションになります。
出生図で162度(名称なし)のアスペクトはHN5でスクエアになります。
出生図で180度(オポジション)のアスペクトはHN5でもオポジションになります。

また60度、120度を形成するものは
出生図ではHN30(12度)の系列のアスペクトを持ちます。
24度(クインデシル)、48度、96度など。

マイナーアスペクトのビギンタイル(18度)は

眠っている才能が目を覚まし
どんな状況にも左右されることのない
一貫した強い意志力を持つ可能性を意味します。

しかしHN5ではスクエアとなるので不安要素、
妨害要素として自己主張の力を怯ませます。

ハーモニックのスクエアは4倍するとコンジャンクションとなり、
あきらめず取り組み続けるのなら
不屈の意志力として結晶化します。

臆病で弱虫であることを思い知っている人ほど
真の勇気を持つことができます。

愛情に飢えた経験を持つ人ほど
本当に人を愛する力を発揮します。

自分は無知であるということを自覚している人ほど
謙虚に学び続ける力を持ちます。

傷ついた部分、囚われている部分こそが
本来の自分への道しるべになります。

スクエアはずっとスクエアのままではありません。
どのアスペクトも成長し、変化します。
オーブによってかけ崩れることは
解放を意味します。

HN5の強いチャートをご紹介します。

HN-1.gif

 

 

YさんのHN5図。お仕事はふんどし作家さんです、
オラクルカードのリーディングや
エネルギーワークもされています。

石塚先生の心理占星術勉強会では
9月、10月はティル式の適職プロファイリングを教えて頂きました。
芸術方面への適性として
5ハウス、海王星、金星、キンタイルに注目します。
Yさんは出生図では金星とキンタイルの強調があり

同時に3h-9hが強く、コミュニケーション方面への適性も
併せ持ちます。

Yさんの場合、出生図にデシル、キンタイル、バイキンタイルが
非常に多いのでHN5でタイトな0度や180度がたくさん
形成されます。

何らかの芸術表現に関わる人の場合、
ハーモニックでは金星に特徴が現れることが多いです。

未来の価値をつくっていく太陽はHN5では牡牛座になり、手づくりなど
体温のぬくみが伝わるものに価値を見出します。

蟹座の月・金星の合は基本的に自分のテリトリーの中で
こじんまり楽しむことが好きだけれど
天王星、海王星が関わるので、趣味の範囲で
収まりません。
山羊座の木星・土星との180度は積極的に
社会に打ち出していこうとする姿勢になります。

HN10-2.gif

内円が出生図、外円がHN10図です。

HN10では蠍座でステリウムが形成されます。
蠍座は深いレベルで変容するサインです。
対症療法的な変化ではなく、価値観全体を大きく変化させます。

Yさんは、手づくりのふんどしや布ナプキンを作っています。
下着をハンドメイドのものにする、
自然素材のものにする、
パンツをふんどしにするということは
ゴムをやめるということ・・・

大した変化ではないように思えます。
でもいざ試してみた場合、その小さなきっかけから
何かが違ってくるのではないか、という予感が走ります。

紙ナプキンから布ナプキンへ変えることもそうです。
それ自体はほんのささいなことですが、
結果として大きく価値観を変えていく可能性があります。
変化は、それがどんな希望に満ちたものであっても
葛藤を感じずにはいられません。

蠍座はたったひとりの人の価値観を変化させます。
そのひとりひとりの価値観の集積として、
社会全体の価値観を根底から変化させる力を持ちます。

未来の価値をつくる太陽はHN10では双子座へ。
深い部分からの変化を促すものを
ガレッジ・セールのように気さくに並べてみせます。

HN5でオポジションに、HN10でコンジャンクションになる
デシル(36度)は企画力、プレゼンテーション能力です。
自分の希望と現実社会の双方が納得するものを生み出し、
活動の場をつくることがテーマになります。
HN5でオポジションが形成される場合、
やりたいことを過保護に温めず、
積極的に外にさらしていく傾向があります。

HN5・・・好きなことをして生きたい。
HN10・・・好きなことをして社会の要求に応えていく。

好きなことをし、同時に社会的に認められるというのは、
それなりに達成感もあるけれど、葛藤や軋轢も相当なものです。
社会的な責任も果たしていかなければならないし、
周囲に合わせて、ときには本来の希望を曲げなければならないことも。
心からの喜びはどこにあるのかを忘れそうになったときは
何度でも原点であるHN5を思い出す必要が出てきます。

出生図に話を戻して考えた場合、MCを目指して生きるか、
それとも太陽を目指して生きるのか、という対比で考えても良いと思います。

ホロスコープの象徴は、それぞれ独自の働きをしながら
全体的に調和するものです。
太陽を活性化させればMCに、MCにエネルギーを向ければ
太陽にもエネルギーが波及します。

◎太陽からMCへの流れ
自分のやりたいことを突き詰めていくと(太陽)
それが自分の中では完結しないことに気づき、
多くの人との関わりの中で自己を超えたビジョンを目指す(MC)

◎MCから太陽への流れ
社会的な立場に依存すると(MC)、生身の自分を見失いがちに。
ありのままの自分を見つめ、勇気をもって自己表現すること(太陽)によって
新鮮な活力や意欲が呼び覚まされます。

Yさんの場合、出生図の土星-海王星の126度が、HN5系列の流れにおいて
一生かけ崩れせず、自己表現の欲求として残ります。

土星-海王星はどうにも手が付けようもない難しい問題を表します。
誰も責任を取りたがらない、取りようがないもの。
多くの人が見て見ぬふりを決め込む、無関心を装うようなもの。
そういった社会全体のテーマを我がことの問題として意識し、
創造的に関わっていこうとするでしょう。

チャートにデシルが多い場合、36歳が大きな転換期になるのでは
ないでしょうか。

a-3-1.gif
Yさんは今年36歳、N木星にSA金星が0度、N月にSA木星が0度、N土星にSA月が0度、
N海王星にSA天王星が0度、ASCにSA海王星も近づいています。
さまざまなタイミングが重なり、新しい意欲が芽吹くときです。
セカンダリー・プログレスでは満月期を迎えています。
CP満月は子午線の上で起き、MCには土星やtノードがトランジットしてきています。

Yさんは今年の8月に事実婚式を挙げられました。
なんと磐座の前で式を挙げたそうです。
磐座に感謝を捧げ、隣の集会所で持ち寄りパーティをされたとか。
すごくユニークだと思います。
真似したい、という人も多いのではないでしょうか。
まだまだ上の世代の方にはコンセプトが伝わりづらく、
難しい面もあったそうです。
儀式的なことで新しいことをするのは大変なのですよ。
しかし今後は、こういうスタイルも増えてくるのではと思います。
HN5が強い人は人生そのものが個性的であるという実例でした。


サンプルになってくださったYさんのサイトです。

http://hundoshihughug.cart.fc2.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


HN7について [ハーモニクス]

11月15日はハーモニックの勉強会でした。
紫 京華先生、参加してくださった皆様
ありがとうございました。

出生図では見逃してしまうような
わずかな根っこを成長させ、
発展させていく面白さが
ハーモニックにはあります。

ハーモニック図にあらわれた象意に働きかける、
注意喚起していく、というのは興味深い実験です。
私は来年の年齢ハーモニックで月-木星0度が形成されるのですが
月-木星の象意をより発展させるための、日々の行動や心のあり方とは
どんなものだろうと考えるとワクワクします。

ハーモニック図からインスピレーションを得て
積極的に「気持ちをつくっていく」
意識的に「その気になってみる」というのは
かなり有効なのでは。

ハーモニックは楽しいです!ハーモニック仲間、募集中です。

勉強会ではHN7を取り上げました。
HN7では円の7分割であるセプタイルが0度になります。
聖数7に関連して、宿命、予定調和といった神秘的な意味が与えられているアスペクトです。
セプタイルの「約52度」は水晶の上面の角度と等しく、
またエジプトのピラミッドの底面と側面が接する角度とも同じです。
HN7には水晶やピラミッドパワーのように
その人のエネルギーがさらに増幅していくさまが指し示されています。

人や社会と接点を持つとき、
夢や目標に向かってエネルギーが勢いよく流れるさま、
成就というカタチで現実の形態が変換するとき・・・
つまりHN7では他人や社会に受け入れられている自分、
成功している自己イメージを探ることができます。
HN7に現れる強い性質はセールスポイントになります。

たとえば水星-海王星は未発達な状態であれば
注意力散漫であったり漠然と不安であったり
ぼんやりしがちな性質を指し示します。
しかしハーモニックでは
高度の抽象的思考力として開花します。

またHN7の縛りの強い性質は、割り切れず51度4285714・・・と
数字が循環することに関係します。

ひとつの謎が解けると
また次の疑問がわいてくる。
ひとつの夢が叶うとまた次の・・・

始まりを求めて。
終わりを求めて。
まるで巡礼の旅のようでもあります。

この間、秩父札所のお遍路の途中に初級講座に
参加してくださった方がいました。

「苦しみつつ、なお働け、安住を求めるな。この世は巡礼である」という
ストリンドベリーの有名な一節が思い出されました。

人生が巡礼ならば、
その旅の途中でひととき同じ空間を共有することの不思議さ、有り難さを
感じてみようとしましたが、難しいものですね。
きっとまた会えるだろうと思ってしまいます。何の保証もないのに・・・

夢が叶っても、人生はさらに続きます。
自転車を安定させるには漕ぎ続けるしかないように
HN7は夢に向かって疾走し続ける自分の姿です。
欲しくて欲しくて欲しくて仕方のないものも
手に入れてしまえば、
「ああ、そうか」と納得します。
そういう運命だったのだと。
走りながら「ああ、そうか」と腑に落ちたり
「そうだったのか!」と衝撃を受けたりするのでしょう。

2010年から妊娠のご相談をさせて頂いていた方が
昨日、赤ちゃんを連れてお友達と一緒に保谷の自宅に来てくれました。
二回目の体外受精、受精卵のグレードはE、
やはり医師には厳しい数字を告げられたそうですが
胚培養士の方がきっぱりと「グレードと生命力は関係ない」と
おっしゃったそうです。
赤ちゃんは元気いっぱいのハンサムな男の子でした!

「いつかきっと赤ちゃんと一緒に来ますね」と
ずっと言ってくださっていて
そうなればどんなに素晴らしいだろう、
きっとそういう日がくるでしょうね、と何度も繰り返し話してきました。
夢にまで見たその状況が、昨日やっと実現しました。
この嬉しさは生涯忘れないでしょう。
同時にとても穏やかな気持ちで
「ああ、そうか」と不思議なくらい当たり前に感じている自分がいます。
この子が生まれてきてくれることは
ずっと昔からの約束事だった、元から決まっていたのだ、という感覚です。
神様やご先祖様、運命、星の巡りといったものに対して、
感謝の気持ちが尽きません。

医師に「期待しないで」と言われた受精卵で
この夏に妊娠された方は先月、無事に戌の日を迎えられました。
胎嚢確認も心音の確認も発育も平均より数日遅れて、祈るような気持ちでしたが
こちらの心配をよそに自分のペースですくすくと育っていたのですね。

誰もが夢の途中にいます。
HN7は夢の途中にいるイメージとして
読むと良いかもしれません。


HN13について② [ハーモニクス]

HN13に特徴がある人の場合、多くは自覚があります。
現状からの脱出・超越願望が強く、
何らかの衝動で浮き上がっています。
また13歳、26歳、39歳のときに、
境界線を越える新しい一歩を
踏み出しているものです。

HN13衝動、HN13体験は特別なものではないです。
人生の巡りの中で、大小さまざまな違いはあれど
誰しもが遭遇します。

HN13の力を肯定的に使いたいのなら
疑惑、怒り、不安、恐怖、抑圧、憂うつ、絶望感といった
ネガティブな感情を避けないこと。
それらは人生を内面から変える深い変容の働きです。
次の段階へシフトする時期がやってきていることを
教えてくれているのです。

HN13は脱環境の力ですが、飛び出したそのとき
何に出遭うかが重要です。
他者であったり土地や風景であったり、嵐や地震など
自然現象であったり、犬や猫など動物であるかもしれません。

私はHN13では水星、海王星がタイトな0度を持つのですが
私の場合は本、言葉でした。
文学はHN13体験の宝庫です。

HN13体験を扱っている物語は幾多もありますが
山本周五郎の短編「橋の下」(『日日平安』所収)をご紹介します。
短い小説で、すぐに読めてしまいます。
私自身、13歳のときに読みました。
子どもの頃、家に文学全集があり、
読書の手始めとして、その中でいちばん短い物語を
読もうとして選んだのです。

何気なく手に取りましたが
人生観が大きく変わった一冊です。
--------------------------------------------
友人とはたし合いをする約束でやってきた若侍が、
橋の下で暮らす乞食夫婦の焚き火に近づき、
かつて武士だった老人の身の上話を聞きます。

老人は若侍の白装束見て、
過去の自分と同じ過ちを犯そうとしていることを察します。
この老人は若者に直接的な忠告はしません。


「こういうところで寝起きするようになってからの私は、
 死んだも同然です、橋の上とこことはまったく世界が違いますが、
 それでも私には、橋の上の出来事を見たり聞いたり
 することはできます、世間の人たちは乞食に
 気をかねたりはしませんし、もうこちらにも
 世間的な欲やみえはない、ですからどんなことも
 そのままに見、そのままに聞くことができます、 
 いいものです、ここから見るけしきは、恋もあやまちも、
 誇りや怒りや、悲しみや苦しみさえも、いいものにみえます」

「あやまちのない人生というやつは味気ないものです、
 心になんの傷ももたない人間がつまらないように、
 生きている以上、つまずいたり転んだり、失敗を繰り返したり
 するのがしぜんです、そうして人間らしく成長するのでしょうが、
 しなくても済むあやまち、取返しのつかないあやまちは
 避けるほうがいい、──私がはたし合を挑んだ気持ちは、
  のっぴきならぬと思い詰めたからのようです、
 だが、本当にのっぴきならぬことだったでしょうか、
 娘一人を失うか得るかが、命を賭けるほど重大なことだったのでしょうか、
 さよう、・・・私にとっては重大だったのでしょう、
 家名も親も忘れるほど思い詰め、はたし合の結果がどうなるかを
 考えるゆとりさえなかったのですから」
 
 「どんなに重大だと思うことも、時が経ってみるとそれほどでは
  なくなるものです」

------------------------------------------------------------

現実は限界と境界線にもとづいています。
HN13は大きく屈んでジャンプし、
限界と境界線を越えようとする衝動です。

若侍は慣れ親しんだ世界からはみ出そうとしています。
友人と斬り合えば、ただでは済みません。
しかし、とことんまで思いつめており
当たり前の人たちからの忠告や説得を
受け入れる精神状態ではありません。
こういったとき、普段は気にもとめないもの、
ノイズでしかないものと接点が出来ます。
若侍にとっては「橋の下」です。

若侍と橋の下の老人、どちらもHN13的な存在です。
HN13では、橋の上と橋の下という次元の隔たりに架け橋ができます。
人生は小さな奇跡の連続です。
ほんの一瞬の出会いがその後の人生を変える、
小説の世界だけではなく、実際の人生においても起きることです。

占い師はHN13が強い人が向くでしょう。
傷ついたり、悩んだり、生き迷っている人が
占い師のもとを訪れるからです。


「怒りや悲しみや、苦しみさえも、いいものです」

「心に傷をもたない人間がつまらぬように、
 あやまちのない人生は味気ないものだ」

若侍は自分があたためられているのを感じ、
空腹のあとで、温かい汁気たっぷりの美味い
食事をしたような、ゆたかさと満足感にみたされ、
その感じを早く人に伝えたいという気持ちで
わくわくします。

13歳の私も、同じように感じました。
老人のような人になりたいと思ったことを
昨日のことのように覚えています。

出生図とHN39の2重円。私自身のものです。

hn39-1.gif

 私は13歳でホロスコープを作成し26歳で鑑定をスタートするなどHN13衝動が強めです。

31歳の頃、リマーナすずとして
雑誌「赤ちゃんが欲しい」の星占いを担当したので
不妊のご相談は以前からあったのですが
ブログを始めた39歳の頃から高齢出産、体外受精のご相談が急増しました。
40代の妊娠率は非常に低いのが現実です。厳しいですね。
妊娠しましたという報告はとても嬉しいですが
流産の報告を受ける覚悟も同時にしています。

HN39の水星火星海王星の合は5ハウス、n水星とトライン。

不妊のテーマは、私自身の問題です。
つまり私は、たとえ希望の持てない状況であってもその壁を突き破り、
赤ちゃんの実現化に関わりたいと望んでいるのです。
(5ハウス、火星・海王星・水星)

結果がなかなか出ないことはつらいですが
その分、妊娠・出産のご報告は感動します。
その子の誕生にほんの少しでも関われたことは本当に嬉しい。
ホロスコープを見させて頂いて
そこに現れた神秘に驚異を覚えます。

しかしながら不妊治療は身体を張ったギャンブルです。
期待しては落とされることを繰り返します。
最初はすぐに妊娠できる気分でいます、
でもそのうち、そんなにすぐには妊娠できないという
現実に突き当たります。大きく凹み、また期待し、
そういったことを繰り返すうちに、
追いつめられたり、希望を無くしていきます。

とても難しいことではありますが
期待する心を無くすには
上手く行かないことを含めて、
現実を受け入れる覚悟をするということ。
「期待しない。無心になる。心残りのないように
ベストを尽くす、そしてすべてを天に任せる。」
これはHN13の真意に目覚めるための心の在り方です。

苦しい不妊期間、努力のかいなく授からなかったという
現実にも、真の価値を持たせること。
「橋の下」の人生にも価値があるように
人生の価値は多様、多彩なのです。

絶望のあとに変容が起こり
念願の赤ちゃんを授かるというプロセスを
何度も見て来ています。
奇跡といっても良いかもしれませんが、
私は「愛」であると感じています。

そしてその方たちにシェアしてもらった星回りを
多くの人に役立てて行きたいとも考えています。

HN13系列のハーモが強い場合、
はみ出したり、はずれたり、浮き上がってしまう自分を
容認してください。

失敗はプロセスの過程です。
新しい出発点に自分自身を合わせていきましょう。

 

 


HN13について [ハーモニクス]

アディーによるとHN13には、
その人物に付加された特別な能力が表示されるそうです。
特にHN13で形成される0度に、土星、またはそれよりも遠い天体が
含まれる場合には、なにか特別に付加された能力は「天才的な能力」を示すと
述べられています。
<石川源晃著「調波占星学入門」P.82>

松村潔先生は著書<倍音の占星術、ハーモニックアストロロジー>で
HN13をタロットカードの<死神>と関連づけ
「日常の目の前にあることを不毛にして、違う領域との接点を作る」
「これまでの秩序を停滞させ、新しい秩序の導入者となる性質」
「強い力によって浮いてしまう環境不適応能力」とし、
各サインの13度の解釈と重ね合わせ、カリスマ的、超越的な方向性と説明しています。

 

360度を13で割れば、27.692度。

27.692度、55.385度、83.077度、110.769度
138.462度、166.154度のアスペクトは
HN13で0度になります。

オーブを広くとるならば
55.385はセクスタイルの範囲内、
83.077はスクエアの範囲内となります。

ノエル・ティル氏によって提唱されているクインデチレは
165度のことで、166.154はクインデチレのオーブの範囲内です。
つまり166度に近いクインデチレは
HN13で結晶化します。

クインデチレはHN24(円の24分割の15度)の系列のアスペクトですが
HN13の要素も含まれるのではと推察しています。

アディ理論による<天才的なHN13>を持つ、普通の人がたくさんいます。
多くの天才が社会的に不遇であったように
HN13は安定した生活を営むには、不穏であり、虚無であり、ノイズです。
ほとんどの人がHN13の可能性を眠らせています。

しかし強いHN13を持っている場合、ときに激しい出方をします。
超越した存在を目指し、現実からの脱皮をはかる人にとっては
強いHN13は有利になるでしょう。
しかし穏やかでありたい、安心したい、居場所が欲しいと思っている人にとっては
痛ましい衝動として現れます。

赤ちゃんが子宮を強い力で押し出てくるように
自分の帰属する古い人間関係を強い力で蹴っ飛ばす、
あるいは地域社会からはじきとばされる、という状況を招きます。
HN13は新しいASCに生まれるための暗転場なのですが
(13は次のサイクルの1)
その過程で本人も周囲も強いダメージを被ります。
人生の中に<生ける屍>のような一時期があることも。

HN13の衝動は多くの人にとっては理解不能であり、
本人にとっても理解しがたいもののようです。

HN13-3.gif

 

サンプルの女性はある日突然、一方的に別れを告げ、
恋人の前から消えました。その理由が

「怖くなるくらい彼のことが好きで、
彼も私のことをとても愛してくれていて
あまりにも幸せだから、もう無理、
これ以上彼のそばには居られないと
衝動的に別れてしまったの」。

バカなことをした、つらい、悲しい、淋しい、
もうきっと、あんなに好きになれる人には出会わないと思う、
そう言いながらもヨリを戻そうとはしません。

別れたショックで虚脱状態になりながら、何年も同じ人を思い続けています。
居場所が欲しい、安定した生活を送りたいと願ってもいます。

HN13ではたくさんの天体が合し、レクタングルを形成。
15歳で家出をし、夜の世界に飛び込みました。
10代後半~20代前半は覚せい剤に手を染めます。
しかし数ヶ月間入院し、
薬物依存をキッパリと断っています。

荒波に揉まれ、浜に打ち上げられることを
繰り返すような人生傾向。
しかし何度も新しいリズムで生き直す、強い再生力を持ちます。

hn13-2-1.gif

このHN13の持ち主も女性です。
ある日、夫から別れを告げられました。(太陽-天王星の0度。出生図では太陽-天王星は83度)
彼女は別れたくはありませんでした。
離婚を承諾しないという選択肢も、もちろんありました。しかし、

「自分さえいなければ、この人にはもっと違う人生がある」と
考えました。

誰にとっても心は大切なもので、心を捨て去ることは難しい、というより
できないでしょう。それは腑抜けになることを示しています。
しかし、ひたすら自分を空しくしていきます。

HN13が強いからといって、天才ではなく
解脱したり悟りを開くこともありません。

しかし小さな自分を手放し、大きなものとつながりたいと望みます。
そして宙に浮いたような寄る辺のない自分自身を
この現実の暮らしの中で
もう一度、新しい出発点につけようと思索します。

 

続きます。


大きなチャンスの時期 [ハーモニクス]

ハーモニックのアスペクトの中でもASCと木星の合は別格なのだそうです。

満年齢のハーモニックでASCと木星が合になるとき、
人生上でもっとも大きなチャンスに恵まれる
大成功のパターンといわれています。

故・石川源晃氏はこのASC/木星の合が形成された年、
占星学入門シリーズの執筆を決意されたのだとか。
ハーモニックなので棚ボタ式の幸運は意味しないようです。

講座ではこのコンビのサンプルとして
ビル・ゲイツのチャートが取り上げられていました
bg-1.jpg
ビル・ゲイツのHN9図です。

HN9図には生まれ変わっても変わらないキャラクター、
魂のエッセンス、
紆余曲折を経て、結局これに行き着くという<何か>であったり
あるいは、節目、節目に起りやすい出来事を表示します。

冥王星・木星・ASCの合に対する月・海王星合のオポジション。

射手座の冥王星・木星・ASCは大きなチャンスだけではなく
権力衝動を意味するし、双子座の月・海王星は情報をウィルスのように
広く伝播させていく力です。
bg-2.jpg
出生図とHN18図の2重円です。

冥王星・木星・ASCの合は崩れますが
2ハウスに月・木星の合が形成されます。
これは不特定多数を相手に成功するパターン、
強力な後天的発達を意味するのだそうです。

ビル・ゲイツは3ハウスに獅子座の終わり度数の木星・冥王星の合を
持つのですが、HN図ではそこに海王星・冥王星の合が来ているのも
興味深いです。

獅子座木星・冥王星の合は1955年生まれの世代アスペクトで
誰もがこの資質を潜在的に持ちます。
彼はこの世代の持つ特徴を強く体現した人であるといえそうです。

年齢ハーモで木星/ASCの合が形成されたら、
自分が実現させたいものが何なのか
真剣に考えてみてくださいね。
一年で切り替わるというものではなく、
たとえば7の倍数の年齢にこの合が出来たら
7年間、有効です。実現に長い時間かかっても大丈夫です。
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