So-net無料ブログ作成
検索選択
日蝕図 ブログトップ

受胎日蝕について② [日蝕図]

前回の受胎日蝕の続きです。

唯一の存在である自分自身を描写するのが出生図だとしたら
受胎の日蝕図はその背景を描き出します。
また、多くの人々と共有する星の配置でもあります。
出生図からカメラを引くこと、ズームアウトの図と
とらえても良いでしょう。
自分に関わる人たちがはるか彼方から
たくさん映りこんでいます。

ノードの意味は小社会、集団性ですが、
動的にとらえるならば<介入>や<侵食>です。
私たちは受精卵のとき、母親の子宮内膜に取り付き、
根を張りました。そこを中心として成長し、
父母を通してこの世界への介入を果たしました。

受胎日蝕は始まりの中心であり、消失点です。
ある特定の状況から命が芽生え、誕生への旅が始まります。
無意識のうちに誰かの世界に介入すること、
あるいは誰かの介入を許し、受容することにも関係するでしょう。
身ごもったときに吐き気や眠気、だるさなどを感じるように
思いがけないストレスに晒されることも。それでも
異なる境遇の人と接点を持ち、侵食したりされたりする体験は重要です。

最近、母子手帳持参で来られる方には
お母様の最終月経をシェアしてもらっています。
やはり受胎の前後に象徴的な日蝕が起きているケースを
よく見ます。

胎児の期間、2~3回日蝕が起きています。
全てチェックしてください。
出生図との関わりを見ます。
写真をもとにカメラの位置を探り出すような感覚です。

私自身のケースでは、受胎の4ヶ月前と2ヶ月後に日蝕が起きています。
私の場合は受胎4ヶ月前の日蝕の方に特徴が出ました。

19680329-1.gif

内円・・・出生図 中円・・・進行図 外円・・・日蝕図
①逆行させたプログレスの月が出生図のMCと0度。
②受胎日蝕の火星と出生図の太陽が0度。
③受胎日蝕の新月が出生図の金星が0度。
④受胎日蝕の木星と海王星が出生図の太陽と月のミッドポイントにコンタクト。

父親の出生図と受胎日蝕

19680329-3.gif

①出生図のドラゴンヘッドの上で日蝕
②受胎日蝕のドラゴンヘッドが出生図の天王星と0度。
 (私自身、出生図とドラゴンテイルと天王星の0度を持ちます)
③受胎日蝕のドラゴンヘッドと出生図の海王星が135度

日蝕が出生図の何ハウスで起きているかチェックしてください。私は継承の8ハウスでした。

父は絵の勉強をしたいと思っていたけれど、
祖父に「絵描きで食っていけるか」と言われ、あきらめた人でした。
私も父に似たのか、子どもの頃から絵を描くことが好きでしたが
美大に進学させてもらえたのにも関わらず、
少しの間、イラストやデザインの仕事をしただけに留まりました。
漫画家の卵だった夫との結婚を
祝福し、送り出してくれた父。
夫は絵を描く仕事を続けています。
次女も描くことが好きで、まだわからないですが
将来は絵の仕事に携わるかもしれません。

祖父は霊的な修行に没頭して家業を傾けたことがあり、
その世界から足を洗いました。
私に霊感はないのですが、今占い師の仕事が出来ているのは
その昔、祖父が身を持ち崩すほど熱心に修行したことの
恩恵かもしれません。
「好きなことで食っていく」は
世代を超えてずっと続いているテーマのように思えます。
大事なことは、受け継がれていく。
自分の代では叶えられなくても、
どこかで叶えられると報われるのです。


受胎日蝕の頃はまだ、個人として地上には存在していません。
両親の星回りを普通にリーディングするだけでも
自分の背景は見えてきますが
これからの展望が俯瞰できます。

トランジットの影響が出生図より少し早く現れるので予感として感じられます。

ノードの度数を8分割して、その度数に天体を持つ人たちを
観察してみてください。
ホロスコープをいちいちチェックしなくても
周囲で結婚や妊娠が相次ぐ、病気が相次ぐ、異動が相次ぐといった
変化に気づくことがあるかと思います。
周りの人たちに起きていることは、自分に直接関わりのないことでも
魂の分母を共有している限り、関係がないということはありません。
何かの前触れや予兆を知らせてくれていたり、
注意を呼びかけてくれていることも。
見させてもらっているという観点を持つと良いでしょう。
親身になり、相手の状況から学ぶのです。

受胎の日蝕図は自分を取り巻く背景を教えてくれます。
ぜひホロスコープを受胎の頃までさかのぼってみてください。

赤ちゃんが欲しい2015 夏号 発売されました。



受胎日蝕について [日蝕図]


先日、Nさんが10ヶ月の赤ちゃんと一緒に保谷の自宅に来てくださいました。
Nさんは凍結胚を子宮に戻すタイミングについて
鑑定依頼してくださった方です。
http://hapihapiastrology2.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301255493-1

二人目の妊娠についてのご相談でした。
凍結胚があと一つ、残っているそうです。

赤ちゃんはとっても元気な男の子でした。
ニコニコと始終ご機嫌な赤ちゃんで、
周囲を幸せにするオーラがありました。
抱っこさせてもらうと
母乳育ちの赤ちゃん特有の持ち重り感があって
ママは大変だな、でもなんて幸せな重さなのだろうと
胸がキュンとなりました。
この子があのとき、凍結胚だった子なのか。
なんだか信じられない。命は本当に不思議です。

受精卵を凍結って大丈夫なの?と思いますよね。
むしろ新鮮胚よりも成功率が高いくらいなのです。
でも占星術的には命のはじまりについて
より深い洞察が必要であると感じています。

人生の三大エポックは受胎・誕生・死です。
このうち受胎は母体の深部で生じるので
正確な時間がわかりません。
ワンダ-セラーさんは著書「メディカルアストロロジー入門」で
妊娠1週目~4週目を土星のフェーズとしています。
この時期に魂は肉体を持つことによる物質世界の制約を受け入れます。
妊娠1週目というのは月経期です。
古いサイクルが剥がれ落ちるところから新しいサイクルが始まりますが
まだ精子と卵子は出会っていません。
私たちの魂は個人として分割されていない状態で
砂時計の中の砂のように、あちらの世界からこちらの世界へと
移行する瞬間を待っています。

受胎の前には象徴的な日蝕が起きることが多いです。

solar-eclopse-before-concep.gif


長女を受胎する直前の日蝕。夫の太陽、私の月の真上で起きています。

最近は受胎前後の
縁のある日蝕を探すことに興味があります。

ぜひ、自分と深く関係する日蝕を探してみてください。
日蝕と日蝕の間の、縁のある新月の場合もあるでしょう。

母子手帳が残っている人は母親の最終月経を見てください。
約2週間後に受胎しています。
また誕生日から逆算しても良いでしょう。早産、遅産もあるので
お母さんに聞ける人は聞いてください。

出産予定日計算コーナー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~suteki/yoteibi-keisan.htm

Stergazerを使った受胎日蝕の探し方。

①自分の3重円チャートを出します。
②経過円の日時を自分の誕生日にします。
③Ctrl + Z で新月を遡っていきます。受胎前後までチェックします。

ネイタルチャートと何らかの関わりのあるチャートを探します。
たとえば日蝕の天体がネイタルチャートと関わっているか
太陽-月など重要なミッドポイントに触れているかといったことです。

④引き続き、母親の3重円チャートを出します。
⑤経過円の日時を自分の誕生日にします。
⑥Ctrl + Z で新月を遡っていきます。受胎前後までチェックします。

母親が自分を受胎した前後の新月、日蝕の特徴を探します。
日蝕図の天体が母親の出生図と関わりながら
自分の出生図とも関連しているか調べます。
たとえば、私は出生図に太陽/月=海王星というミッドポイントを
持ちますが、母親はn太陽にt海王星0度の時期に
私を妊娠しています。また姉のケースでは受胎の数ヶ月前に
母の太陽の上で日蝕が起きていました。

同時期の父親の星回りもチェックします。

⑦引き続き、父親の3重円チャートを出します。
⑧経過円の日時を自分の誕生日にします。
⑨Ctrl + Z で新月を遡っていきます。受胎前後までチェックします。

日蝕図の天体が父親の出生図と関わりながら
自分の出生図とも関連しているか調べます。

自分、そして父母のホロスコープをチェックし、
これかな、と思える日蝕を絞り込めたら、

⑩ノードの度数を8分割します。
そこに、自分と縁のある人たちが天体を持っているかチェックします。

以前、私は活動宮の18度、柔軟宮3度付近に天体を持つ知り合いが
枚挙に暇がないほど多いと書いたことがありますが
私の受胎日蝕のヘッドが牡羊座18.66度、テイルが天秤座18・66度です。

私は受胎日蝕のノードを根ノード<root node>と考えています。
出生図のノードはへその緒のように太いパイプですが
受胎日蝕のノードは毛細血管のような根っこを8方向に広げています。
共通の分母を持つ八つの扉、それが受胎日蝕のノードです。

私の場合は牡羊座18.66度、蟹座18・66度、天秤座18.66度、山羊座18.66度
双子座3.66度、乙女座3.66度、射手座3.66度 魚座3.66度です。

8分割の見方ですが、過去記事のハーフサム③を参考にしてください。

http://hapihapiastrology2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07


続きます。

 


2012年5月21日金環日食について [日蝕図]

5月21日の金環日食と昨日6月4日の月食、
そして先日のヴィーナストランジットは曇っていて、
上空に強い風が吹いていました。
なので大気に包まれた地球の存在を感じられましたね。
晴れたり曇ったり、さまざまな自然の理を見せてくれるのが
私たちの地球です。
人生そのもののように、どんな天気にも味わいがあります。
曇り空の下、降り注ぐ宇宙の波動を
地上の全ての存在が受け入れているようでした。

私は過去記事を読み返すことはほとんどないのですが
以前、2009年7月22日の皆既日食について書いていました。

引用しますね。

<日食というのはドラゴンポイント
(月の通り道と太陽の通り道の交わる点)の近くで起きるので
ただの新月と言い切るには影響力が強いと考えます。
ドラゴンは縁の生じるところですから、好む好まないに関わらず
無意識のうちに何か大きなことに巻き込まれる事象を指しています。
新月は蟹座の終わりですから、集団、共同体に巻き込まれる、
あるいはそこからみんなで去ることを
意味するのかもしれません。よく馴染んでて、愛着もあり、
いい面も悪い面も知り尽くしている、
だからこそとどまりたくない、と立場や場所、価値観から去る人が増えるのかも。
それは小さな単位だと家族だし、学校、地域社会、国、と大きくなりますが
みんな自由なつもりでも必ず何かに属していて、
そうすると大なり小なり影響を受けることに。
でもあっさり獅子座に立ち去れるとは思えない。山羊座の冥王星が
「ちょっと待てコラァ~!」とインコンでプレッシャーかけていて
離れたくとも離れられず妥協したり矛盾を抱えることも考えられます。
要するに深い意思はみんなで責任をとれ、といっているのかも。
下手すると秩序を失ってしまいそうなチャートです。
とどまる人も去る人も同じ問題に直面し、
協力して解決しなければ先には進めないのだなと感じました。>

・・・引用終わり。

今回の金環日食のASC(東京で作成)が2009年7月22日の皆既日食の度数が同じです。
このことについて考えてみたいと思います。

2009年の時点ではただ漠然と象徴を読んでいただけですが、
約3年後の今、改めて読み返してみると私たちが直面しているエネルギー問題の
ことのように感じられます。

蟹座に留まるのか。獅子座へ向かうのか。
29度は次のステージへシフトしようとするも見えない壁に押し付けられ、
葛藤と逡巡が起きる度数です。

原発を止めるか、再稼動するかというテーマに
ホロスコープの象徴を当てはめて解釈することもできるかと思います。
福島の悲惨さを思うと、このような事故が二度と起きない方向へ
舵を切らないといけない。
同時に原発が稼動しないことで経済が立ち行かなくなる不安を多くの人が持っています。
景気が悪化し、経済的な事情から自死を選ぶ人が今以上に増えるかもしれません。
しかし再び原発事故が起きれば国土そのものが滅んでしまい、
経済が停滞するどころの話ではなくなることもまた、誰もが理解しています。
水のサインの次は火のサインなので、水剋火のイングレスは強烈です。
天王星の魚座から牡羊座へのイングレスで東日本大震災は起きました。

今回、金環日食があった度数は双子座1度。
双子座は知る力、情報を得て選択していく力を獲得するサインです。
知ること、そして自分の意思で行動を選択すること、
それは背負い続けなければならない
自由という名の重い荷物です。
知らなかった頃には戻れません。

選択に責任を持ち、結果を受け入れること。
楽な方ではなく困難な選択をする自由もあること。
誰かに選択を任せる自由もまた、あります。
その結果もまた受け入れなければならないでしょう。

金環日食は海王星とスクエアでした。
深い霧に包まれたように、先が見えません。
目隠しのまま崖っぷちを歩くようなものでしょうか。

太陽は<権威>の象徴です。
多くの人がこの権威を外の世界へ投影しています。
夫、父親、上司、会社など。
社会占星学では最高権力者(首相)を司ります。
日食では、彼らの力が一度リセットされます。
当たり前に受けていた恩恵が当たり前ではないことに
改めて気づき、ショックを受けます。
彼らの価値を再確認し、大切にしていく、エネルギーを与えていくことが
太陽の力の復活につながるでしょう。

もうひとつ、太陽を自分自身の霊、生命力ととらえ、
その権威を自身に取り戻すということも可能なタイミングではと感じます。
日食はリセットなので、これまでの自分を忘れて
新しくスタートするには良いと思います。
ホロスコープはたくさんの「私」の欠片がばらまかれた状態で表示されます。
たくさんの「私」を束ねるもう一つの「私」が存在します。
もう一つの「私」に、最大の権威を与えましょう。
きっといろんなことがまとまり、つながっていきます。

2000年の5月に牡牛座23度で20年に一度の
グレートコンジャンクション(木星と土星の合)が形成されました。

グレートコンジャンクションは国民生活の転換期の到来を告げ、
社会制度が刷新されていく時期に当たります。
伊勢神宮も20年に一度、遷宮しますね。
伝統を次の世代へ継承していくこと、定期的に若返りをはかることによって
滅びることのない永遠の神性を体現しているのでしょうか。
人の一生でも20年は大きな節目ですね。

木星と土星の180度を迎えた2010年~2011年は
折り返し点でした。達成したこと、反省すべきことなど
一通りの成果がこの時期、見えてきます。

金環日食が起きた今年の5月、同じ度数に木星が回帰しました。
回帰はチャージなので、グレートコンジャンクションのテーマにおいて
若返りや原点復帰の意味を持つでしょう。

個人的には以前にも書きましたが、
2000年のグレートコンジャンクションは
9ハウスで起きました。
当時は松村先生の「原宿虎の穴」に通っていました。
ちょうどこの頃、「赤ちゃんが欲しい」という雑誌の星占いを担当することになり、
急遽、ペンネームを考えなければならなくなりました。
グレートコンジャンクションにあやかって、
木星と土星の支配鉱物である「鉛」と「錫」からリマーナすずとしました。
当時は、できれば長く続けられたらよいな、という漠然とした思いしかありませんでした。
2000年に社会的な第一歩を踏み出した方を他にも何人か知っています。
この間、鑑定させて頂いた方も、2000年に占い師としてデビューされていました。
地道に長く続けたいなら、木星と土星に注目すると良いのかもしれません。
占星術との関わりは長いですが、
<リマーナすず>が生まれてからは、たった12年しか経っていません。
けれどt木星がめぐってきているので、今後の発展性について考えたり、
もう一つ階段を上がるときに来ているのでしょう。

2000年頃の状況と現在の状況を関連づけて振り返ってみてください。
刷新すべきものは何か、発展させていくものは何か、見えてくるのではと思います。
2012年とは、誰にとっても原点回帰の年なのかもしれないですね。

帝国図×2011年6月16日月蝕図 [日蝕図]

先日、私はこのような星回りでした。
sanmoon.gif
N月とT太陽の合。
誰でも一年に一度訪れます。

個人新月(N太陽とT月の合)は月に一度訪れますが
太陽の意思、目的を月に種付けするタイミングで
スタートの時期にあたります。

それではN月に対するT太陽の合はどうかというと、
これとは逆の作用になります。
月は記憶の貯蔵庫といわれ、潜在意識を司りますが
ここに太陽がエネルギーを注ぎ込みます。

光の中で無数の埃が舞っていることに気付くように、
さまざまな問題があぶり出され、目を向けざるを得ません。
忘れ去っていた記憶や感情面のしこり、気質、体質の弱点が
出やすいときです。

ロバート・ハンド氏は、「いくぶん<私的な新月>の時期であり、
内面生活が新しく始まるときである」と述べられています。
自己の内面を変えるには一年を通じて、これほど適した時期はないと。
見てみぬふりをすることもできるが、心の奥底にあるものも全て
ひっくるめて、より整然とさせると良いと薦めています。

月がどんなものを溜め込んでいるかは個人差があり、
宝物に気付く場合もあると思います。
世の中の残酷なこと、邪悪のことの多くは
家庭の中で弱いものに対して行われるので
そういった負の記憶を抱えている人にとっては
ヘビーな時期であるかもしれません。

私の場合は性格的な弱点がクローズアップされました。
目まぐるしくあれこれ思いつくけれど、何一つはかどらない。
探し物が見つからず、クローゼットの中身を全部出し、
部屋の中はカオス状態。処分を決めかねるものも多数。
いつの間にこんなに不要品をためてしまったのか・・・
あと子供が幼いころの自分と同じ短所を持っていることを
目の当たりにしたり。
「そこだけは似て欲しくなかった・・・」とがっくり。

T太陽は早く過ぎ去り、新たなステージに向かわせるので
早々に気持ちを立て直さねばなりません。

星に関しては不思議なシンクロが起きやすく、
このとき「N月とP太陽が合で、さらに木星が重なってます」
という方の鑑定依頼を受けました。そのことで
より深くこの星回りについて思いめぐらしています。

T太陽の場合はオーブを接近分離ともに3度とっても
一週間もすれば過ぎ去ります。
しかしP太陽の場合は数年に及びます。
このN月とP太陽の合については、生まれたときの
月相によっては一生訪れません。
私自身は出生チャートに太陽と月のセプタイルを持つので
生きていたら51歳~52際の間にこの合が形成されます。
psunmoon.gif
月は過去生の太陽と呼ばれるくらい
たくさんの記憶を持っています。
P太陽-N月の合は記憶の古い地層を掘り起こし、新たな光を当てていく
時期になると思います。

前置きが長くなりましたが、2011年6月16日の月蝕について。
teikokuzu.gif
帝国図では双子座27度に月を持ちますが、
今回の月蝕はこの月の付近で起きました。
マンデンの月は国民に対する影響を司ります。
2ハウスは財政、国民総生産です。
SG学習会でも帝国図は取り上げられたのですが、
どうもまだ生きている印象を受ける、と。
何度も核の脅威にさらされるのは
国民の場所である1ハウスに海王星が入るからではないか。
(当時、冥王星は発見されていませんでしたが、もしかしたら
影響があるのかもしれません)
憲法発布は10時40分であるという説もあり、
そうするとASCに最凶の恒星アルゴルも上昇し、
関連しているのではないか、と研究されている方がいました。
今回の月蝕図は2ハウスの月付近で起きたので
やはり経済の危機をひしひしと味わうことになりそうです。
月蝕は集団性に巻き込まれる意味もあるので
集団パニック、集団ヒステリー状態に陥らないことが大切。
国家のチャートにおいて月は私たち自身なのです。
帝国図では今年、P満月期で
国家として転換期を迎えています。
2016年にはN月-P太陽の合も訪れます。
127年後にしての合です。
隠していた、あるいは黙っていた問題も白日のもとにさらされ、
感情的な痛みを伴うかもしれません。
現在は「首都機能移転の話が持ち上がっていますが、
それに伴い無駄なもの、見なかったことにしたい
問題も浮上してくると思います。
引越しの際には、捨てるものがたくさん出てくるものです。

知らないうちに付いてしまった贅肉を落とすことで
新陳代謝し、新たなエネルギーが沸いてくるのでは?
古い地層から埋もれていた日本人の宝を
掘り出していくことができるのでは?と希望を持っています。








2010年12月21日月蝕図 [日蝕図]

今朝は月明かりの眩しさに目が覚めました。大きな満月でした。
今晩は皆既月蝕。
占星術では月蝕は良い意味を持ちません。
天変地異、災害に関連します。
月蝕は特別な満月です。地球から見て太陽と月の緯度・経度が一致し、
見かけの大きさも一致するという天体イベントです。
影響力も長いと考えられています。
セントリックチャートでの月蝕図。月から見て太陽と地球が同じ度数。
eps.jpg
この月蝕は射手座と双子座の最後の度数で起きます。
月にとって太陽との衝は最後のアスペクト、
つまりボイドの月蝕です。
ep.jpg
そして翌日の朝に太陽の再生、冬至を迎えます。
t2.jpg
両方ともマンデン図として読むとあまり良いチャートではないです。
月は民衆、国民感情を意味します。寄る辺がなく不安定。ショックを受ける出来事が起きるかもしれません。
国家元首を意味する太陽が弱いのも気にかかります。

でも、それより、この節目の月蝕が自分の運命にどう作用するのか、
そちらの方が重要です。
もちろん災害への備えは重要ですが。
何ハウスで起きるか、ネイタルや進行天体と関わっていないか
チェックしてください。

月は満ちては欠けをずっと繰り返します。太陽は沈み、また昇ります。
太古から私たちは円還的な宇宙のリズムの中で生きています。
日蝕や月蝕はその当たりまえに循環していく感覚を貫き、揺さぶります。
古代の人はどれだけ畏怖したことでしょう。
満月の夜に願いごとをする人はいますね。
今夜はそういう願いごとからも自由になれれば
良いと思います。
なんせボイドの月蝕ですし(笑)
月は記憶の貯蔵庫と呼ばれています。
月蝕によって輪廻するサイクルからいっとき解除されることは
個の存在も意味をなくすように感じます。

天から見れば誰もが等しく無力な存在。

自分を無効にする。思いを消去する。
成功の記憶からも失敗の記憶からも
手を離す。リセットする。日常から脱出する。あらゆる役割、所属から離れる。
死や無を取り込む。ちっぽけなあるがままの自分を感じる。
無を取り込んで再生する。初心、基本に立ち返って一から新しくスタートする。
そういう力が今宵の月にはあるような気がします。



日蝕生まれのチャート [日蝕図]

今日、鑑定させていただいた方は日蝕生まれでした。

1972年7月11日、朝方4時~5時の生まれだそうです。
日蝕は同日、午前4時40分に蟹座18度61分で起きています。
nissyoku1.jpg
先日の日蝕は7月12日の4時に蟹座19度39分で起きました。

いちばん内側の円がネイタル(日蝕)真ん中、プログレス、外側がトランジット(日蝕)です。

つまりこの方は2010年の太陽回帰と月回帰がほぼ同時に起き、
しかも誕生日と同じく、日蝕であるという超レアな星回りなのです。

旧チェコの占星クリニックのユージン・ヨーナスが受精チャンス日として提唱していた
太陽と月が同距離になるタイミングは1年に13回訪れます。

でも太陽と月がネイタルチャートを再現する星回り、
つまり太陽回帰と月回帰がほぼ同時に起きるというのは、ほとんどないのですね。
私自身も以前、調べたことがあるのですが、80歳まで生きるとして
2回程度しかありませんでした。

今週はまだ日蝕月回帰の影響下です。そして今日は進行の月回帰。

日蝕は強いパワーを持つ特別な新月です。
比較的、長い期間影響を及ぼします。
そしてその影響は自分だけではなく、周りの人にも及びます。

「思ったことはすごく実現しやすい。悪い方に考えるのが多いので
あまり良くないことも現実になってしまう」

そうおっしゃっておられました。

昔の解釈では、日蝕はディフィカルトアスペクトですが、
最近はポジティブな解釈が多いですね。
恒星にネガティブな意味を持つものが多い理由と同じで
扱いきれないほどの強大なパワーは
むしろ悪く働いてしまう、という解釈なのでしょう。

独特のスケールの大きさを感じる方でした。

今回の鑑定は以前、占わせていただいたお友だちからの誕生日プレゼントということでした。、
プレゼントされた日が日蝕、というタイミング。
今週末は、満月ですね。

日蝕は、強大なパワーゆえに転覆してしまう可能性もあります。
しかし、この方が大きなパワーを自分のものに出来たら、
たくさんの人が恩恵を受けます。

少しはそのお手伝いができていれば嬉しいです。

大日本帝国憲法図×日食図 [日蝕図]

今年は大日本帝国憲法発布120年なのだとか。
明治神宮では、120周年を記念して宝物館等で
展示をしているそうです。

teikokukenpouz-1.jpg

実はこのチャートについて書いていたものがさっき消えてしまいました。
長文だったから正直ショックなのですが、かなりネガティブなことも書いていたので
消えてよかったかも?前向きな意味を引き出すことが大切だったのでしょう。

マンデンのハウス意味

第1ハウス  国民や住民を表す 国民性や国民の状況
第2ハウス  景気、財政、国民総生産
第3ハウス  交通機関、通信、マスコミ
第4ハウス  国土、気候
第5ハウス  レジャー、人口の増加率、株
第6ハウス  健康問題、労働争議、食糧生産、軍隊
第7ハウス  外交問題
第8ハウス  死亡率 海外経済
第9ハウス  貿易、大学、哲学、宗教界、海外旅行
第10ハウス 政府 王、権力者
第11ハウス 議会 友好国
第12ハウス 犯罪、病院、福祉施設、牢屋 テロ

マンデン 天体意味

太陽     国家に対する基本的な影響
月      住民に対する影響
水星     通信、通商の相手
金星     金銭、経済
火星     事故、戦争、死傷者
木星     困難の緩和
土星     困難
天王星    突発
海王星    不決断
冥王星    異常事態
ASC     国家の置かれている環境
IC       土地 その場所
DSC     同盟国 協力関係にある集団
MC      国家権力、その地を治めている力
(運命を把握するパソコン占星学入門 小曾根秋男 著 )

帝国憲法図は<生きている>と考える研究者は多いです。
それは憲法自体は戦後リニューアルされても
基盤、地層として影響力を未だ保持しているからでは、
と思われます。

日食は子午線で起きています。
ICはルート(根)を意味することから
長年の努力、あるいは先祖代々受け継がれた伝統などが
損なわれたり、変更を余儀なくされるといったことが
起こりやすくなるのではないか、と思います。
たとえば皇室の伝統について新たな変更がされるとか。
保持する立場に立つと苦しいが、
後々子孫に受け継がれない方が良いといったパターンを
書き換えるのには良い時期かもしれません。

日食が真上で起こった国の盟主は
政権を失うといわれています。
日本も政権交代しましたが日食以外にも
総理大臣を表示する太陽の上にP天王星が乗ったり
T木星T海王星がうろうろしたり、それらしい
天体配置が見て取れます。

昭和天皇崩御のときは小笠原諸島で日食が起こっています。

占星術のルールから外れているのですが
冥王星を表示させています。
この当時、冥王星はまだ発見されていなかったので
判断から省かなければなりません。
けれど500年に一度の海王星-冥王星の合
の影響はじゅうぶん感じられる気がするのです。
神道国家としての個性は今も残っていると思います。

山羊座0度のN木星上のT冥王星は何を意味するのだろうか。
N冥王星上に進んできたP MCは何を指すのだろうか。

ICや4ハウス、4ハウスマターは国土を指すことから
このチャートから天災の暗示を読み取って
備えを徹底するという活用もありだと思います。
いたずらに不安がるより前向きな
対策を講じておいた方が良いに決まってますから。

現象面としては、過去の実績は無意味になり、
未来に向かって伸びるイメージは損なわれ
「大丈夫なの?日本」
と不安になるかもしれませんね。

けれどこの日食はより深い変化を促す
ターニングポイントの意味を持っていると思います。
神道的な表現だと禊や露払いといったところでしょうか。




日食図 [日蝕図]

次の新月は日食です。日本では46年ぶりの皆既日食なのだとか。SGWD_20090722113447.jpg
月と太陽の見た目の直径が等しくなるため重なって見えます。へリオチャートだとわかりやすいですね。
<+>表示が地球です。

日食は社会事変を表示すると言われていますが、
故・石川源晃先生の著書によると、権力者によって意図的に利用されていたのだとか。
人々の無知に便乗し、謀反の印だと政敵を更迭するために
天体現象を使った占星学者(陰陽師)の詐欺行為で、新月と比べて特別に日食が重要だという
客観的な研究は存在していないのだそうです。

現代では天体ショーとして盛り上がっていますよね
SGWD_20090722113446.jpg
ジオの日食図です。
日食というのはドラゴンポイント(月の通り道と太陽の通り道の交わる点)の近くで起きるので
ただの新月と言い切るには影響力が強いと考えます。
ドラゴンは縁の生じるところですから、好む好まないに関わらず
無意識のうちに何か大きなことに巻き込まれる事象を指しています。
新月は蟹座の終わりですから、集団、共同体に巻き込まれる、あるいはそこからみんなで去ることを
意味するのかもしれません。よく馴染んでて、愛着もあり、いい面も悪い面も知り尽くしている、
だからこそとどまりたくない、と立場や場所、価値観から去る人が増えるのかも。
それは小さな単位だと家族だし、学校、地域社会、国、と大きくなりますが
みんな自由なつもりでも必ず何かに属していて、そうすると大なり小なり影響を受けることに。
でもあっさり獅子座に立ち去れるとは思えない。山羊座の冥王星が
「ちょっと待てコラァ~!」とインコンでプレッシャーかけていて
離れたくとも離れられず妥協したり矛盾を抱えることも考えられます。
要するに深い意思はみんなで責任をとれ、といっているのかも。
下手すると秩序を失ってしまいそうなチャートです。
とどまる人も去る人も同じ問題に直面し、協力して解決しなければ先には進めないのだなと感じました。
日蝕図 ブログトップ
オーストラリア大陸